【住之江ボート・SGグランプリ】汚名を返上し関浩哉が6強入りだ
住之江ボートの「SG第39回グランプリ」は21日が5日目。TR2nd3回戦2レースでベスト6入りを争う。 昨年の汚名返上へ6強入りは譲れない。関浩哉(30、群馬)はトライアル2nd2回戦12Rを逃げ快勝。TR2nd1回戦では6着大敗を喫したが、枠番抽選の〝残り福〟で得た1号艇を勝利に結びつけ即座の反撃に成功。ファイナル入りへの望みをつないだ。 「よく分からなくて早起こしした分、少し様子を見ながら、外を見ながらになって質のいいスタートではなかったです」 コンマ15の5番手Sを反省したが、それでも力強く押し切って改めて好仕上がりを証明した。 オープニングセレモニーでは「世代交代しにきました!」と宣言。出場最終年だった9月の地元・桐生のPGⅠヤングダービーでの大会2Vを含め今年GⅠ2Vの新世代の旗手が、優勝戦1号艇で4着に敗れた昨年末の当地GPシリーズの汚名返上へ燃えている。 枠番抽選の結果、TR2nd3回戦12Rは3号艇でファイナルへは3着以上が条件。「いい枠だと思います。勝負になる足だと思いますし(左隣で2枠の)平本さんよりはいいので、プレッシャーをかけられたらと思います」。センター快攻で、SG初優勝&大会史上5人目となる初出場Vへの挑戦権を獲得する。(小出大輔)