【バドミントン マレーシアオープン】保木&小林が地元マレーシアペアに勝利しベスト4進出! 渡辺&東野も準決勝へ!
1月12日に開催されたBWFワールドツアー・マレーシアオープン(クアラルンプール・Super1000)4日目は、各種目準々決勝が行なわれた。日本勢は5種目で2回戦を突破していたが、準々決勝では男子ダブルス、女子ダブルス、混合ダブルスの3種目が勝ち残り、準決勝へと駒を進めている。 男子ダブルスは保木卓朗/小林優吾が、準々決勝で地元マレーシアのテオ・イーイ/オン・ユーシン(マレーシア)と対戦。過去の対戦成績が7勝2敗で得意としている相手に対し、保木/小林は第1ゲームを21-15で先制する。続く第2ゲームも、序盤に7連続得点でリードすると、後半もそのまま突き放して21-9で勝利。準決勝進出を決めた。 女子ダブルスは、2回戦で金昭英(キム・ソヨン)/孔熙容(コン・ヒヨン/韓国)を下した中西貴映/岩永鈴が、インドのポンナッパ/カラストとの準々決勝に挑んだ。前日に松本麻佑/永原和可那から白星を奪っているインドペアに対して、第1ゲームは14-12から中西/岩永が点差を広げて21-15で先取。第2ゲームも5連続得点などで流れをつかんだ日本ペアが21-13で制し、準々決勝を突破。S1000で初の決勝進出をめざし、準決勝は陳清晨(チェン・チンチェン)/賈一凡(ジャ・イーファン/中国)を破った譚寧(タン・ニン)/劉聖書 (リュウ・シェンシュ)と激突する。 混合ダブルスは、渡辺勇大/東野有紗と緑川大輝/齋藤夏の日本ペア対決。先制したのは渡辺/東野だ。9-8から8連続ポイントを奪って17-8。そのまま第1ゲームを奪うと、第2ゲームは渡辺/東野が前半から先行して試合を進め、21-8で勝利。ベスト4進出を決めた。男子シングルスの奈良岡功大は、アンダース・アントンセン(デンマーク)とのファイナル勝負に敗れてベスト8。女子シングルスの山口茜、女子ダブルスの櫻本絢子/宮浦玲奈も勝ち星はつかめず、準々決勝敗退に終わった。
文/バドミントン・マガジン編集部 写真/BADMINTONPHOTO