宇都宮ブレックス 佐々宜央監督が契約満了で退任 後任は未定
バスケットボールB1宇都宮ブレックスは3日、佐々宜央(さっさのりお)監督(40)が契約満了に伴い今季限りで退任すると発表した。後任は明らかにしていない。 佐々氏は東京都出身。2013~16年にブレックスでアシスタントコーチ(AC)を務め、B1琉球監督を経て20年にブレックスへと戻り、当時の安斎竜三(あんざいりゅうぞう)監督の下でACとなった。22年から監督に昇格し、2季目の今季は51勝9敗のリーグ最高勝率でチームを3季ぶりの東地区優勝に導いた。男子日本代表のACも兼任している。 佐々氏はチームを通し「チームが解任した、自分が一方的に契約を更新しなかったという状況ではない。(チャンピオンシップで)優勝した(21~22年)シーズンにチームを去るべきだったという思いが離れなかった」と退任理由を明かし、「黄色い翼になってくれてありがとうございました」とファンへのコメントを残した。