Windows PCがめちゃ変わりそう。イベント「Microsoft Build」は火曜深夜より
SF映画でたまに見る「人間みたいに対応してくれるコンピューター」の世界が近づいてます。 Microsoft(マイクロソフト)が毎年開催する、開発者向け大型イベント「Build(ビルド)」。マイクロソフトが目指すコンピューターの未来の方向性が発表されたり、Windowsに搭載される新機能などがお披露目されるイベントです。 おもに開発者向けを想定しているイベントなので、発表内容は技術よりのものが多くはあるのですが、今年はWindowsユーザーならみんな知っておきたい情報が出てきそうです。
Surfaceがパワフルかつスタミナフルに
Microsoftが販売しているPC「Surface(サーフェス)」シリーズは、いままでインテルのCPUをメインに採用しており、AMDやクアルコムのチップはサブのバリエーションという扱いでした。 それが、今年はクアルコムの「Snapdragon X Elite」が大きくフィーチャーされるとうわさされています。 クアルコムの発表によれば、このチップはAppleのMシリーズチップよりもパワフルで、なおかつMシリーズのようにバッテリーが持つとのこと。 M1チップになってからのMacBookシリーズは処理パワーとバッテリー持ちを両立させているのが強みとされていましたが、Surfaceシリーズも負けず劣らずの使い勝手になるかもしれません。
PCの面倒な操作をAIに頼めるようになる?
マイクロソフトはPCへのAI搭載に前向きで、AIアシスタントの「CoPilot(コ・パイロット)」をWindowsの新機能として導入しようとしています。 今でもプレビュー版のCoPilotが使えますが、まだまだできることは少ないというのが正直なところ(そもそも反応が遅いですし)。 いまあるWindowsにあわてて付け足した感があるのですが、今年はOSとAIの融合がずっと進むはず。 「PCの中から特定のファイルを探す」「たまにしかいじらない設定を変更する」といった、PC初心者が迷いがちな作業も、AIに「昨日作ったレポートの開いて」みたいに口頭で伝えるだけで、OSが処理してくれるようになるかも。