日本株は情報・通信など堅調、金融や資源は売り優勢-指数方向感欠く
(ブルームバーグ): 9日の東京株式相場は、反発して始まった主要株価指数が一時マイナス圏に沈むなど方向感を欠く展開だ。雇用統計の発表を受けた米国で12月の利下げ観測が強まったことを受け、情報・通信などのテクノロジー株の一角が堅調。サービス業も高い。
半面、国内総生産(GDP)の改定値で消費が下方修正されたことなどが投資家心理の重しとなっている。銀行や保険株などには売りが先行し、鉱業や石油・石炭製品株も安い。
市場関係者の見方
アイザワ証券投資顧問部の三井郁男ファンドマネジャー
東海東京インテリジェンス・ラボの平川昇二チーフグローバルストラテジスト
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Yasutaka Tamura