【長崎】冬の大雪に備え「立ち往生車両」移動訓練
NCC長崎文化放送
積雪による車の立ち往生に備える「車両の移動訓練」が行われました。 雪道で車が動かなくなった時、ドライバーはまず何をすればよいのでしょうか。 【写真】冬の大雪に備え「立ち往生車両」移動訓練
国土交通省「長崎河川国道事務所」が主催し、佐世保市(有福町)の国道205号で実施した訓練には、道路の維持・補修を行う関係会社など37人が参加しました。県内全域に大雪警報が発表され、積雪や路面の凍結で車の立ち往生が発生した想定です。 車を持ち上げる「ゴージャッキ」や、レッカー車と車を結ぶ「牽引ロープ」を使って立ち往生した車を移動させる実演を行い、緊急車両の通行確保や、除雪作業を迅速に進める方法を確認しました。 県県内では去年1月、大雪により諫早市多良見町の国道207号で約200台の車が立ち往生。無人の放置車両は39台確認され、うち11台が災害対策基本法に基づき移動されました。大雪で車が動かせなくなった時、ドライバーはどう対応すればいいのでしょうか? 長崎河川国道事務所道路管理第一課・金子圭介課長(47): 「緊急用ダイヤルの#9910があるので、まずは電話してもらえれば相談も適切に道路管理者に伝わる。我々が(車を)動かさないといけなくなる時もありますので、できれば鍵はそのままにしていただきたい」 長崎河川国道事務所は15日(金)と週明け18日(月)、小浜と大村の出張所の管内でも同様の訓練を実施します。
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