不動裕理が21位で2年ぶり予選通過 「週末にプレーできるのがうれしい」/国内女子ゴルフ
アース・モンダミンカップ第3日(22日、千葉・カメリアヒルズCC=6688ヤード、パー72)降雨のためサスペンデッドとなった第2ラウンド(R)の残りと第3Rを行ったが、日没サスペンデッドで第3Rは全選手が終えられなかった。ツアー通算50勝の不動裕理(47)=フリー=は73位から出た第2Rを69で回り、21位で2年ぶりに予選を通過した。第3Rは12ホールを終えて通算3アンダーで暫定27位。第3Rを2位で出た小祝さくら(26)=ニトリ=が通算11アンダーで暫定首位。 47歳の不動が2年ぶりに決勝ラウンドへ進んだ。初日の出遅れを〝水入り〟となった第2Rの69で盛り返し、第3Rはサスペンデッドになった12番(パー4)までパープレーにまとめて通算2アンダー。計30ホールの長丁場に大ベテランはお疲れモードも、充実の笑みを浮かべた。 「1日で18ホール以上回るなんて記憶にない。長い1日になったけど、きょうは調子が良かった。久しぶりに内容と結果がかみ合いました」 予選通過は、17位だった2022年「富士通レディース」以来、出場17試合ぶり。6番(パー4)で10メートルをねじ込むなど5バーディーを奪った第2Rの60台も、そのとき以来となる。 「週末にプレーできるのがうれしい。順位は関係なく、苦手なパットを克服したい」。キャディーを務める夫の湖中正泰さんは経営する会社の社員旅行で今週は不在。永久シード保持者は「よかったね」のLINEが届いたことを、少し照れたように報告した。(臼杵孝志)