維新、清水参院議員を擁立へ調整 兵庫知事選、県議団要請
兵庫県知事だった斎藤元彦氏の失職に伴う知事選(31日告示、11月17日投開票)で、日本維新の会が、清水貴之参院議員(50)=兵庫選挙区=を擁立する方向で最終調整していることが分かった。維新県議団が2日、県庁を訪れた清水氏に出馬の要望書を手渡し、清水氏は「簡単な決断ではないが、兵庫県をなんとかしたいという思いがある。前向きに検討する」と応じた。県議団総会で詰めの協議を進める。 【写真】涙を流す片山氏 斎藤知事に辞職進言するも「断られた」 7月
清水氏は朝日放送の元アナウンサー。次期衆院選で兵庫8区にくら替えして出馬する予定だった。 斎藤氏の告発文書問題への対応で「後手」に回ったとの批判がつきまとい、地方選挙で苦戦が続く維新にとって正念場の選挙となる。