【一挙プレビュー】3連勝を狙う町田と11戦負けなしの東京Vによる好調同士の"東京クラシック"に注目! J2は7連勝中の清水に横浜FCがホームで挑む! | Jリーグ
5月19日
14:00 FC町田ゼルビア vs 東京ヴェルディ(J1)※PICK UP MATCH 町田はFWミッチェル・デュークが土壇場で決勝ゴール。U23日本代表コンビが戻り、FWエリキも復帰を果たした中で、前線に熾烈な競争が生まれていることは心強い材料だ。今節は昨季1勝1分と勝ち越した“東京クラシック”。今季3度目の連勝へ、ヒーローとなるのはどの選手か。 東京Vは11試合負けなし。前節こそ“劇場”は起こらなかったものの、3試合ぶりの無失点を達成し、依然として状態は上向きだ。昨季の雪辱を誓う今節はFW染野唯月に注目。昨季後半戦の対戦では加入早々に2得点を奪う活躍を見せており、この試合でも決定力の高さを示したい。 14:00 ジュビロ磐田 vs 浦和レッズ(J1) 磐田は札幌に0-1で敗れ、今季2度目の3連敗。FWジャーメイン良が欠場した直近2試合はいずれも無得点と攻撃面の改善がポイントだ。キーマンはFWマテウス・ペイショット。強靭な体格を生かし、ここまでの4得点のうち3得点を決めている得意のヘディングでネットを揺らしたい。 浦和は3連勝と好調。この3試合はすべて複数得点を奪うなど、[4-1-2-3]の“ヘグモ・システム”が浸透し、今季最高の4位に浮上した。注目は2戦連続ゴール中のFWチアゴ・サンタナ。昨季まで所属した清水ではライバルとして戦った相手だけに、一層気合いの入る一戦だ。 14:00 京都サンガF.C. vs サンフレッチェ広島(J1) 京都は4連敗で最下位に転落。3試合連続の3失点と守備に課題を抱える中で、今節は前節退場したDFアピアタウィア久が出場停止を余儀なくされる。J1最多のシュート本数を誇る相手に対し、前節PK阻止など好セーブを連発したGK太田岳志の活躍は今節も不可欠だ。 広島は今季初の連敗。好内容を続けながらも勝点3に届かなかった流れから一転、ここ2試合は序盤の2失点で難しい展開を強いられている。ただ、MF川村拓夢とFW大橋祐紀の復帰は明るい話題で、7試合ぶりの勝利を飾り、ここでイヤな流れに終止符を打ちたい。 14:00 ファジアーノ岡山 vs ヴァンフォーレ甲府(J2) 2位・長崎と引き分けた岡山は4試合勝利なし。ただシュート22本を浴びながらも、GKスベンド・ブローダーセンを中心に無失点でしのいだことは収穫だ。また、加入したばかりのMF早川隼平が好機に絡んだことも明るい話題。18歳の若武者は初のホーム戦でいっそう大きなインパクトを残せるか。 甲府は終了間際にFWピーター・ウタカが同点弾。複数失点が続く守備面は課題だが、劇的な展開でもぎ取った勝点1はチームに勢いを与えるはずだ。前線の外国籍選手が得点を重ねるなか、注目はDF飯田貴敬。果敢な攻撃参加を見せた前節同様、MF鳥海芳樹とともに右サイドの主導権を握りたい。 14:00 レノファ山口FC vs 藤枝MYFC(J2) 5位・山口はいわきとの上位対決を制し、今季初の連勝を達成。一度は同点に追いつかれたものの、過去の逆転負けを教訓にして突き放す力強さを示した。藤枝との昨季対戦は2戦とも無得点に終わったが、注目したいのはFW梅木翼。前線で献身的な働きを続ける背番号『24』に4試合ぶりのゴールは生まれるか。 対する12位・藤枝はJ2リーグ昇格後初の4連勝を達成。勝点を『20』に乗せ、プレーオフ圏内が見えてきた。直近2試合は耐えなければならない時間帯を耐えきり、終盤に決勝点を奪っての“ウノゼロ”勝利。GK北村海チディを中心とした粘り強い守備に大きく自信をつけ、好調同士の一戦に向かう。 15:00 鹿島アントラーズ vs ヴィッセル神戸(J1) 鹿島は広島を3-1で下し、3位をキープ。3点差から追いつかれた前々節の悔しさを払しょくし、今節はホームで首位チームを迎え撃つ。キーマンはFW鈴木優磨だ。5月は4試合で4ゴールと絶好調。昨季5失点で敗れた屈辱を知るエースは、昨季王者へのリベンジに燃える。 神戸は今季初の4連勝。前節はロースコアの展開となったものの、FW宮代大聖がチームトップの7得点目を奪い、チームを勝利に導いた。アウェイ・鹿島戦は14年から10試合負けなし。この上位対決では、昨季も古巣相手に2得点を挙げているFW大迫勇也に注目だ。 15:00 FC東京 vs 横浜F・マリノス(J1) FC東京は5試合ぶりの黒星。ただ、MF荒木遼太郎が復帰戦でゴールを挙げたことは好材料だ。今節は19年、22年とJ1優勝を味わった古巣と相対するFW仲川輝人に注目。今季は中央でのプレーにもトライしており、盟友・MF喜田拓也とのマッチアップにも注目が集まる。 横浜FMはこの試合後に、ACL決勝第2戦の舞台となるUAEへ。悲願のアジア制覇へ突き進む一方、J1では現在5試合勝利がなく、正念場を迎えている。大胆なメンバー変更も予想される中、今節は慶応大在学中ながらすでにゴールも記録しているFW塩貝健人に注目だ。 15:00 ガンバ大阪 vs 川崎フロンターレ(J1) G大阪は3試合連続の無失点。J1最多タイの失点数を記録した昨季から一転、今季はここまで14試合で10失点とJ1最少タイの失点数を誇っている。堅守を支えているのがGK一森純、DF中谷進之介の新戦力で、開幕からフル出場を続ける2人に今節も注目だ。 川崎Fは鳥栖に2-5で敗れ、6試合ぶりの黒星。同じく5失点を喫した第2節以降、安定傾向にあった守備が崩れた中、中3日の一戦で修正を図れるか。一方、前線では前々節にJ1初得点を含むハットトリックを記録したFWバフェティンビ・ゴミスに期待がかかる。 16:00 柏レイソル vs 北海道コンサドーレ札幌(J1) 柏は湘南を逆転で下し、5試合ぶりの勝利。今季無得点が続いていたFW細谷真大が土壇場で決勝点を奪い、勝利の立役者となった。一方、劇的ゴールをお膳立てしたのはMF島村拓哉。直近3試合で2得点1アシストを記録するレフティーがチームの攻撃を支えている。 札幌はMF浅野雄也の決勝点で今季2勝目。今季の2勝はいずれも1-0と守備の踏ん張りが勝点3につながっている。昨季の対戦では5-4という壮絶な乱打戦を展開した中、今節もカギは守備での耐久力。前節先発に復帰したDF岡村大八を中心に、堅守を築きたい。 16:00 湘南ベルマーレ vs アルビレックス新潟(J1) 湘南は逆転負けで、再び降格圏内へ。直近5試合で5ゴールと絶好調だったMF福田翔生が退場処分を受けたことで、今節は出場停止を強いられる。キーマンはFW鈴木章斗。前節久々の先発復帰を果たした20歳は、ゴールを量産した開幕当初の輝きを取り戻せるか。 新潟は横浜FMに3-1と逆転勝利。多くの負傷者を抱え、直近10試合で1勝と苦しい状況が続いていたが、ようやく悪い流れを断ち切った。ヒーローとなったのがJ1初先発で初ゴールを奪ったMF奥村仁。ボランチで鮮烈なプレーを見せた大卒ルーキーに今節も要注目だ。 17:00 栃木SC vs ベガルタ仙台(J2) 連敗が『5』に伸びた栃木は指揮官交代を決断。“昇格請負人”と称される小林伸二監督を迎えてリスタートを切ることになった。前節は0-1で敗れたものの、盛り返した後半の戦いはポジティブな材料。宮崎鴻、イスマイラの両FWが存在感を放ったが、今節は前線をどのような組み合わせにするのかにも注目だ。 群馬を1点差で下した仙台は3連勝。2-0で迎えた後半の戦い方は課題として残ったものの、3位に浮上して自動昇格圏の背中が見えてきた。キーマンは豪快なミドルで今季5点目を挙げたMF相良竜之介。Jリーグ通算50試合出場となる今節、チームに5シーズンぶりの4連勝をもたらすことができるか。 <5月18日の対戦カード(J1)> 16:00 福岡 vs C大阪 19:00 鳥栖 vs 名古屋 <5月18日の対戦カード(J2)> 14:00 山形 vs 秋田 14:00 水戸 vs 大分 14:00 群馬 vs いわき 14:00 千葉 vs 愛媛 14:00 横浜FC vs 清水 14:00 徳島 vs 熊本 15:00 鹿児島 vs 長崎 <5月19日の対戦カード(J1)> 14:00 町田 vs 東京V 14:00 磐田 vs 浦和 14:00 京都 vs 広島 15:00 鹿島 vs 神戸 15:00 FC東京 vs 横浜FM 15:00 G大阪 vs 川崎F 16:00 柏 vs 札幌 16:00 湘南 vs 新潟 <5月19日の対戦カード(J2)> 14:00 岡山 vs 甲府 14:00 山口 vs 藤枝 17:00 栃木 vs 仙台