野田クリスタル、ドラマ『【推しの子】』にサプライズ出演 齊藤なぎさらとのメイキングも
Prime Videoでドラマシリーズが配信中の『【推しの子】』に、マヂカルラブリーの野田クリスタルがぴえヨン役で出演していることが発表された。 【写真】実写ドラマ『【推しの子】』第3話に登場する、原菜乃華とぴえヨンと齊藤なぎさ 本作は、Amazonと東映の共同プロジェクトとして、赤坂アカと横槍メンゴによる同名コミックを実写映像化するもの。Prime Videoでドラマシリーズが配信中で、12月20日からはその続きを描いた映画『【推しの子】-The Final Act-』が公開される。伝説的アイドル・アイの“推しの子”として転生するファンタジックな設定とサスペンス要素に加え、“芸能界”という複雑な世界に切り込むストーリーが描かれる。原作は2024年11月時点で累計2,000万部を売り上げ、アニメは第2期まで放送された。 実写版では、櫻井海音が主演を務めるほか、齋藤飛鳥、齊藤なぎさ、原菜乃華、茅島みずき、あの、成田凌、吉田鋼太郎、倉科カナ、金子ノブアキ、要潤らが共演に名を連ねた。 “ぴえヨン”とは、物語の主人公・アクア(櫻井海音)、双子の妹・ルビー(齊藤なぎさ)らとともに芸能事務所「苺プロダクション」に所属する謎の“覆面筋トレ系 YouTuber”。マッチョな肉体に特徴的な高音ボイス、海パン姿にひよこを模した被り物という怪しさ満点の姿とは裏腹に、小中学生に大人気で年収1億円を誇る苺プロダクションきっての稼ぎ頭だ。 あわせて公開されたメイキング写真では、“ぴえヨン”に扮し、見事に鍛えあげられた肉体美を披露する野田の姿とともに、ルビー役の齊藤、有馬かな役の原とマッスルポーズを決める野田の姿が捉えられている。 “ぴえヨン”が登場するのは、ドラマシリーズ第3話。“初代”B小町のセンターとして活躍していたかつてのアイ(齋藤飛鳥)のように、アイドルになることを一途に夢見るルビーだったが、芸能活動は前途多難。アイドルとしての仕事が全くない中、苺プロダクション現社長・斉藤ミヤコ(倉科カナ)の助言により、事務所に引き入れた元・天才子役女優のかなとともに手始めに YouTubeチャンネルを開設することに。そんな彼女たちをサポートするため現れたのが、大人気YouTuberの“ぴえヨン”だった。 そんな原作でも屈指の人気キャラクターである“ぴえヨン”への大抜擢に野田は、「いろんな“ぴえヨン”候補がいたと思うんです。そこで勝ち抜いたというか、俺の出番が来たかって。数あるマッチョな先輩たちを出し抜いてここまで来れたんだなって。鍛えててよかったなって思います」と喜んだ。同時に大きなプレッシャーを感じながらも役作りのために2か月間で10kgもの減量をし、「ありとあらゆる面で“ぴえヨン”に近づこう」と気合十分で撮影に臨んだという。「“ぴえヨン”ってすっごい人気なんで、(身体が)仕上がってないと『なんで野田にやらせたんだろう』とか言われると思ったんでえーらい絞りました。パンツがブーメランなんで足のトレーニングもしっかりやって。あと胸筋。あのでっかい胸筋は必ず再現したかったので、もう切れるんじゃないかってくらいやりました」と、完璧な“ぴえヨン・ボディ”獲得に向けたひたむきな努力とこだわりを明かした。 ドラマシリーズが配信開始となり、ようやく出演を明かせることとなった野田は、「めっちゃ人に言いたくなったけど言えないんで。もうずーっと『俺、【推しの子】出るんだぜ』っていう感じでしたね。誰と会話してても、『まあ俺、【推しの子】出るけどね』っていう(笑) ずーっと心の中でマウントとってました」と、発表までの心境を振り返るとともに、「この日のために仕上げた身体、しっかり見てください! 面白いよ! 推してくれよ、俺を! 俺が一番“ぴえヨン”だ!!」と力強くアピールした。
リアルサウンド編集部