<解説>νガンダムを量産化!? ファンネルではなくインコム 話題の武装強化プラン
アニメ「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」に登場するνガンダムのフィギュア「METAL STRUCTURE 解体匠機 RX-93 νガンダム」(バンダイスピリッツ)の“武装強化プラン”のオプションパーツ「METAL STRUCTURE 解体匠機 RX-93 νガンダム専用オプションパーツ 武装強化プラン」(同)が発売されることが話題になっている。「武装強化プラン」とは、ワンオフ機であるはずのνガンダムの“量産化プラン”だという。 【写真特集】11万円でも即完売 解体匠機νガンダム 量産化プランとは? 謎の新武装 写真を一挙に
◇一般パイロット向けプラン
そもそも「解体匠機」は、モビルスーツを“実在するもの”として部品の一つ一つまで解体し、フィギュアとして構築するシリーズ。2019年に発売された高級フィギュアで、10万円以上と高価にもかかわらず、“完売”するなど人気を集めている。これまでオプションパーツとしてフィン・ファンネルのセットも発売された。
「武装強化プラン」は、νガンダムがニュータイプ専用機としての設計を終えた後、軍としては機体の量産化、汎用(はんよう)化を検討するはず。強化計画があるのであれば、量産化計画もある……という視点で、独自に検証したのが「武装強化プラン」だという。
ニュータイプとしての素養がない一般パイロット、エースパイロットに向けたプランだで、主武装のフィン・ファンネルはニュータイプ能力を前提としているため、代わりの装備としてニュータイプではなくても運用できるインコム(有線式遠隔攻撃端末)を搭載する。
◇柔軟な戦況分析に対応
「武装強化プラン」は、計4基のインコム・ユニットを備える。カバーの開閉、射出状態のギミックは「解体匠機」シリーズのサザビーのノウハウが生かされているという。左右に各1門のビーム・キャノンを装備。ビーム・キャノンは大出力のビーム・サーベルとしても運用でき、エースパイロットに求められる柔軟な戦況分析に対応できるようだ。
試作ビーム・ライフル、試作シールドも付属。試作ビーム・ライフルは、パイロットの資質や要求に対応するために、アタッチメントを交換することで、連射、グレネード発射など複数の機能を備える。試作シールドは、武装を取り付けることで、ウエポンベイとしての機能も持つ。