Notionで仕事のストレスを軽減! AIでもっと便利に マーケター向け効率化テクニック
マーケターの第2の脳としてアシスト
コロナ禍を経て、マーケターの働く環境が変わってきていると西氏は指摘する。チャットやビデオ会議などフローの情報が増えたことで「後から情報を探すのに苦労している」「会社の知識がたまらない」という課題を抱える企業も多い。また、ドキュメント、ガントチャートなど異なるツールを使うことで、情報が分散する傾向があり、情報がどこにいったかわかりにくくなっている。 西氏は「マーケターは特に忙しい職種」という。その理由として、情報収集、調査、戦略策定、コンテンツ制作など集中して取り組む仕事が多いこと、キャンペーンやイベントなど関係者が多いプロジェクトのマネジメントをする必要があること、そのためいろいろな部署から進捗について確認の問い合わせが多いことを挙げる。 マーケターが抱えるこれらの課題を「第2の脳、アシスタント」としてサポートするのがNotionだ。 ■ Notionの特徴 ・オールインワン:タスク管理、ガントチャート、ドキュメントなどさまざまな表現をまとめられる ・柔軟性:ノーコードで自分好みのページを作成できる ・Notion AI:生成AIが仕事をサポートする。新機能の「Notion AI Q&A」は、Notionの情報を見て質問に答えられる機能 ┌────────── Notionは、チャットと異なり、さまざまな情報をストックできますし、最新の情報、ナレッジが集まってきます。企業で利用する場合、セキュリティが気になる方もいると思いますが、複数の公的認証を取得しており、大企業でも利用されているので、安心してお使いいただけます(西氏) └────────── Notionはさまざまなユースケースがあるが、今回は入門編ということで、Wiki、ドキュメント管理、プロジェクト管理についてデモを交えて紹介した。
まずは基本の使い方。ページに必要なブロックを追加してページを作成する
Notionは、最初に開くと空のページが表示される。メインのコンテンツを配置するスペースと、左側にサイドバーがある。サイドバーは、どの情報がどこにあるのか階層構造で表示し、クリックするとそのページに移動できる。サイドバーのチームスペースは、複数人でアクセスできるページ、プライベートは自分のページとなっており、お気に入り登録もできる。これがNotionのワークスペースの基本構造である。