さまざまな女性をフィーチャーしたアクサ・ジャパンのCMソングが知りたい
幼少から大人まで、さまざまなシーンで過剰なリスクにさらされ、十分に守られていない世界中の女性たちにフォーカスしながら、世界中の女性を支援する取り組みへの思いを描いたAXA JAPAN(アクサ・ジャパン)のCM「女性であることが、決してリスクであってはならない。」篇が、2月よりオンエア。 このCMで流れている楽曲は、「ガールズ・ジャスト・ワナ・ハヴ・ファン」(「Girls Just Want to Have Fun」)で、 女優 / ミュージシャンのバジー・リー(Buzzy Lee)によるカヴァーです。バジー・リーを知らない方もいるかとは思いますが、『インディ・ジョーンズ』シリーズ、『E.T.』、『ジュラシック・パーク』シリーズほか多くのヒット映画を手掛けた映画監督、スティーヴン・スピルバーグの娘、サーシャ・レベッカ・スピルバーグといえば、ピンとくるのではないでしょうか。 バジー・リー名義では、2018年に『フェイスペイントEP』(Facepaint EP)、2021年にアルバム『スポイルド・ラヴ』(Spoiled Love)、2023年に『インターナル・アフェアーズ』(Internal Affairs)とコンスタントに作品をリリースしています。 「ガールズ・ジャスト・ワナ・ハヴ・ファン」のオリジナルは、シンディ・ローパーのデビュー・アルバム『シーズ・ソー・アンユージュアル』(『She's So Unusual』 / 写真)からのシングルとして1983年にリリース。翌年に日本でシングルがリリースされる際には「ハイ・スクールはダンステリア」という邦題がつけられ、全米・全英チャートこそ2位となりましたが(米「キャッシュボックス」チャートでは1位)、カナダ、オーストラリア、ブラジル、ノルウェーなど15ヵ国で1位を獲得する世界的ヒットとなりました。日本でもオリコン洋楽シングルチャートで3週連続1位を記録しています。 当初はロバート・ヘイザードが自身のグループの楽曲として制作し、男性視点での歌詞(「男だって楽しみたい」)だったものを、シンディ・ローパーのデビュー・シングル用に「女の子たちだって、うんと楽しみたい」と内容を替え、ビッグヒットに。多くのアーティストたちにカヴァーされ、自身も1994年のヒット・コレクション・アルバム『グレイテスト・ヒッツ』にてレゲエ・スタイルにアレンジした「ヘイ・ナウ(ガールズ・ジャスト・ワナ・ハヴ・ファン)」(「Hey Now (Girls Just Want to Have Fun)」)を発表。シングルカットされ、全英4位をはじめ、主要国のヒットチャートにランクイン。日本のオリコンチャートでも8位を記録しています。