【広島】開幕投手が痛恨のプロ最悪タイ9失点KO…6回に大量7失点 3度目の先発も今季初勝利ならず
◆JERAセ・リーグ 巨人―広島(12日・東京ドーム) 広島の九里亜蓮投手が、自己ワーストタイの9失点で6回途中KOを喫した。今季11年目で初めて開幕投手を務めた右腕は、最大3点リードを守れず、今季3度目の先発でも白星を手にすることはできなかった。 2点リードの6回に突如、崩れた。1死一、二塁から岡本和を四球で歩かせ、続く坂本に押し出し死球。2死満塁からオコエの2点適時打で逆転を許し、その後も打者一巡の猛攻で2死満塁から萩尾に2点二塁打を浴びたところで交代が告げられた。5回までは坂本、岡本和のソロによる2失点で踏ん張っていたが、6回は5安打3四死球で計7失点と乱れた。 1試合9失点は、14年6月6日のソフトバンク戦(マツダ)以来の自己ワーストタイだが、このとき自責点は「2」だった。自責点9は、16年6月2日のロッテ戦(ZOZO)の「8」を上回る自己ワーストの屈辱となった。
報知新聞社