ラストシーズンの38歳・堀江翔太、プレーオフ準決勝へ「チャンスがあれば目立つところも狙っていきたい」
ラグビー・リーグワンのプレーオフ(PO)準決勝は18日に、東京・秩父宮ラグビー場で埼玉(旧パナソニック)VS横浜(旧キヤノン)戦が行われる。16日はメンバー発表が行われ、2季ぶりの優勝を目指す埼玉のフッカー堀江翔太(38)は控えでベンチ入り。この日埼玉・熊谷市内での練習後に取材に応じ「相手もいろいろ仕掛けてくる。ベンチにいながら研究したい」と、策士・沢木敬介監督(49)率いる横浜を警戒した。 今季限りでの現役引退を表明している堀江。国立競技場で行われる決勝に進めば、秩父宮ではラストマッチとなる。帝京大1年時からプレーしていたラグビーの聖地。「対戦相手の4年生とシャワーが一緒で、気まずかった。気を使いながら浴びていました」と、笑いも交え懐かしみ「チームに貢献しつつ、チャンスがあれば目立つところも狙っていきたい」と腕をまくった。 16年間の現役生活もあと2試合。今季は元日本代表SHの内田啓介(32)も現役引退を表明しており、フッカー坂手淳史主将(30)も「いい花道を、2人に用意したい」と意気込む。「僕も頑張りますけど、周り(の選手)も奮闘してくれたら」と堀江。チーム一丸の勝利で、聖地に別れを告げる。(大谷 翔太)
報知新聞社