亀田興毅プロモート「3150FIGHT」との3月共同開催中止の英マッチルーム「ミドル級トーナメント」 7月に大阪で開催へ
英興行大手のマッチルームは22日(日本時間23日)、日本初興行となる「PRIZE FIGHTER」を7月15日に大阪・大和アリーナで開催すると発表した。8人によるミドル級(72・5キロ以下)トーナメントで優勝者には100万ドル(約1億5600万円)が贈呈される。試合はアジアを除き、DAZNで生中継される。 当初は3月に亀田興毅ファウンダーがプロモートする「3150FIGHT」と共同開催予定だったが、直前になって急きょ中止されていた。理由について詳細は明かされていない。マッチルームはNSN、楽天チケットと今後3年間、毎年3回興行を行う契約を結んでいる。 出場者は当初出場予定だったIBF12位アナウエル・ンガミセンゲ(フランス)に代わり、前東洋太平洋王者の竹迫司登(ワールドスポーツ)が出場。地元大阪でマーク・ディキンソン(英国)と対戦する。 WBOアジアパシフィック&日本王者の国本陸(六島)が、日本同級4位・可児栄樹(T&T)と対戦。両者は3月にも対戦し、国本が6回TKO勝ちしている。 WBAインターコンチネンタル王者キーロン・コンウェイ(英国)は、開幕戦でアイニウェア・イリキアティ(中国)と戦う。もう1試合はジョバンニ・エステラ(プエルトリコ)がアーロン・マッケーナ(アイルランド)と対戦する。 戦績は国本が11勝(5KO)1敗、可児が8勝(4KO)4敗3分け。 コンウェイが20勝(5KO)3敗1分け、 イリキアティが19勝(14KO)1敗。 竹迫が16勝(15KO)2敗1分け、ディキンソンが6戦全勝(2KO)。 エステラが14戦全勝(5KO)、マッケーナが18戦全勝(9KO)。
報知新聞社