ガザ復興なら「モナコより良い場所に」 トランプ氏、立地未活用と指摘
【AFP＝時事】米国のドナルド・トランプ（Donald Trump）前大統領は7日、戦禍に見舞われているパレスチナ自治区ガザ（Gaza Strip）について、適切に復興されれば「世界最高の場所の一つ」になり得るとの見方を示すとともに、パレスチナ人は地中海に面する好立地を十分に活用してこなかったとケチをつけた。 【写真37枚】トランプ前大統領支持を表明したハルク・ホーガン氏 トランプ氏は保守派のラジオ番組ホスト、ヒュー・ヒューウィット（Hugh Hewitt）氏のインタビューに応じた。ガザが「適切に復興された場合」、モナコに匹敵するような場所になるかとの質問に対し、「モナコより良くなるかもしれない。立地は中東で最高、海も最高、あらゆるものが最高だ」と答えた。 自身も訪れたことがあり、「ワオ」と感嘆したと話した。その一方で、住民は景観を「活用してこなかった」とも付け加えた。 トランプ氏の娘婿で、ホワイトハウス職員に登用されたこともあるジャレッド・クシュナー（Jared Kushner）氏は今年2月のインタビューで、イスラエルはガザ住民を退去させ、「海辺の不動産」としての潜在的な価値を活用すべきだと主張していた。トランプ氏もその考えに触発された可能性がある。【翻訳編集】 AFPBB News
