さだまさし、イベントで新曲初披露「「本当に初演って緊張する」
シンガー・ソングライターのさだまさしが14日、都内で「60歳からのRSウイルス感染症予防啓発プロジェクト」のアンバサダー就任イベントを行った。 厚生労働省の公式サイトによると、RSウイルス感染症は呼吸器の感染症で、RSウイルスは日本を含め世界中に分布している。何度も感染と発病を繰り返し、生後1歳までに半数以上が、2歳までにほぼ100%の子どもがRSウイルスに少なくとも1度は感染するという。症状は発熱、鼻汁などの軽い風邪様の症状から重い肺炎まで様々で、高齢者や基礎疾患を持つ人には、ワクチン接種を推奨されている。 アンバサダーに就任したさだは、テレビCMにも出演しており、オリジナル楽曲「Believe」を制作した。 さだは「RSウイルスのことを知らなかった。コマーシャルに出してもらって知った。知らないことを知るのは大事ですね。友達も知らなかった。僕のCMを見て知る人も多いと思う。アンバサダーとして、とても大切な役を頂戴して光栄です。本当に油断せずに気を付けたい」と話した。 楽曲に関しては、「この曲が誰かの役に立ってほしい、誰かが元気になってほしいと作った。お薬屋さんと同じですね。ある人にとってすごく大切なものになるわけですから。歌は心のささやかなお薬。心の支えになって、健康を思うきっかけになれば」と願いを込めた。イベントでは曲を披露することになり「本当に初演って緊張する。嫌な感じだなぁ」と苦笑いしつつも、美声を響かせた。
報知新聞社