舞台『TRAIN TRAIN TRAIN』岡山天音、坂本美雨らメインキャスト発表
舞台『TRAIN TRAIN TRAIN』のメインキャストが発表された。 2025年11月のデフリンピックの開催に合わせて、東京2020パラリンピック開会式の絆/レガシーを受け継ぎ新創作に挑む『TRAIN TRAIN TRAIN』。東京都が世界陸上とデフリンピックが開催される2025年に向けて実施する、3つのアートプロジェクト「TOKYO FORWARD 2025 文化プログラム」のひとつとして上演される新作ダンスだ。森山開次が演出・振付を手がけ、「Train」をモチーフに、車いすの少女が不思議なSLと旅をする冒険譚を、身体表現、音楽、言葉を用いて描く。 【全ての写真】舞台『TRAIN TRAIN TRAIN』メインキャスト メインキャストのひとりとして、「TOKYO2020パラリンピック開会式」に登場した和合由依の出演が発表されていたが、このたび、俳優の岡山天音、ミュージシャンの坂本美雨、ろう者のパフォーマーとして音楽の世界観に合わせた多彩な手話表現を生み出しているKAZUKI、歌手・タレントのはるな愛の出演が決定した。なお、ともに創作に挑む出演者のオーディションも開催中で、応募締切は12月9日(月) までとなっている。 ■岡山天音 コメント 一体どんな世界がそこに広がっているのか、僕にとっても新しい何かと出会える予感がしています。まだまだ作品の全貌は見えていません。 ですが、一緒に今作を作り上げるチームの皆様のエネルギーをたらふく血肉に変えて、この作品だけにしか巻き起こせない渦の、一員になれたらいいなと思っています。今作が皆様にとっても、何かと出会うきっかけになる事を願っております。 ■坂本美雨 コメント 森山開次さんの手がける舞台に出演することは長年の願いでした。それが叶ったのが、2020年初演の身体表現による舞台『星の王子さま』でした。 その後、友人である蓮沼執太さんに誘っていただきパラリンピック開会式に歌で関われたことにより、和合由依さんと出会い、彼女の表現力に深い感銘を受けました。 今回の舞台は、これまで紡いできたいくつもの出会いが新しい場所へ向かいます。 この列車は誰を乗せて、どこへ向かうのでしょう。 みんなで、幸せな場所へ辿り着けますように。 ■KAZUKI(北薗知輝) コメント 東京2020パラリンピック開会式のパフォーマンスを受け継がれた、『TRAIN TRAIN TRAIN』の作品に携われて大変光栄です。 そして、2025年のデフリンピックに向けて同時に作品が出ることはろう者である私にとっては凄く感慨深いです。 本当の旅はまだ終わっていません。 一人ひとりの夢を持っていろんな人々が集まる蒸気機関車に、どんな物語がどんな世界があるのだろうかと、私自身はもう今からでもワクワクしています。 ひとつのカタチとして未来につながるメッセージを最高の仲間たちと駆け抜けましょう。 ■はるな愛 コメント パラリンピックの開会式で初めて森山開次さんに出会いました。 あの時はコロナ禍でそれぞれの与えられた役割がどういった役割なのかが分からないまま、みんな手探りで練習をしていた思い出があります。 国立競技場でみんなと出会って1つの作品の全貌が見えた時にそれぞれの個性が大切に描かれていて、その中のひとりであることに誇りを持ちました。 それぞれの人が持つ力を大切にしてくれる森山開次さん。 『TRAIN TRAIN TRAIN』はどんな舞台になるのか今からワクワクしております。そして、出演させていただくことを大変光栄に思っております。 皆さん是非、劇場に足を運んでください。 <公演情報> TOKYO FORWARD 2025 文化プログラム『TRAIN TRAIN TRAIN』 演出・振付:森山開次(東京2020パラリンピック開会式の演出・チーフ振付) 音楽:蓮沼執太(東京2020パラリンピック開会式にてパラリンピック讃歌編曲、パラ楽団指揮) 出演:和合由依 岡山天音 坂本美雨 KAZUKI はるな愛 ほか 日程:2025年11月下旬 会場:東京・東京芸術劇場 プレイハウス