首班指名とは何?解散総選挙後の総理大臣の決め方を解説(結果詳報)
首班指名選挙の決選投票の歴史
先日の衆院選では最も議席が多い自民党も、野党第一党の立憲民主党も過半数を下回り、首班指名の決選投票でも過半数に届く候補者はいませんでした。1回目と2回目の票数は野田氏が9票上乗せした以外は変動せず、決選投票での無効票は84票に上る結果となりました。 過去の決選投票はどうだったのでしょうか。 【過去の決選投票】 〇1948年10月14日 吉田茂氏 185 片山哲氏 1 無効票氏 213(白票) 〇1953年5月19日 吉田茂氏 204 重光葵氏 115 無効票 78(うち被指名者以外への投票75、投票者氏名の記載なし2、白票1) 〇1979年11月6日 大平正芳氏 138 福田赳夫氏 121 無効票 252(うち被指名者以外への投票250、投票者氏名の記載無し1、白票1) 〇1994年6月29日 村山富市氏 261 海部俊樹氏 214 無効票 29(被指名者以外への投票)