繰上げ受給と繰下げ受給との違いとは?【年金の専門用語解説】
LIMO編集部では、年金初心者の方に向けて、理解しておくべき専門用語に焦点を当て、その意味や使い方をわかりやすく解説していきます。 この記事の写真を見る ※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
繰上げ受給とは
老齢基礎・厚生年金は、原則として65歳から受け取ることができます。ただ、希望すれば60~65歳になるまでの間に繰り上げて受け取ることができます。これを繰上げ受給といいます。 繰上げ受給の請求をした時点に応じて年金が減額され、その減額率は一生変わらないことに注意が必要です。
繰下げ受給とは
老齢基礎・厚生年金は、65歳で受け取らずに66歳以後75歳までの間で繰り下げて増額した年金を受け取ることができます。これを繰下げ受給といいます。 繰り下げた期間によって年金額が増額され、その増額率は一生変わりません。
繰上げ受給と繰下げ受給との違いまとめ
65歳より前に減額された年金を受給するのが繰上げ受給、66歳以後に増額された年金を受給するのが繰下げ受給です。
参考資料
・日本年金機構「年金用語集」 ・企業年金連合会「用語集」
LIMO編集部