伏木場所大相撲に向けて稽古に励む児童＝高岡市古府小

　伏木場所大相撲（富山新聞社共催）の稽古が17日、会場となる高岡市古府小で佳境を迎え、伏木相撲愛好会の会員や地元児童が9月1日の当日に向け、熱を入れて土俵で汗を流した。 　参加者はストレッチで入念に体をほぐし、四股、すり足、ぶつかり稽古に励んだ。力士会長の桶谷知生さん（桶ノ谷、駅前部屋）が指導し「腰を落とし、手はジャンボスイカを抱えるように」などと助言した。児童は本番を想定した取組で何度もぶつかり合った。 　3度目の出場となる古府小5年の中尾夏海さんは「練習は暑くてきついけど、今年は全部勝って優勝したい」と意気込んだ。 　稽古は毎週土、日曜の午前9時に行われている。28、29日には伏木場所の開催を告げる触れ太鼓巡業が行われる。