<種崎敦美>プーカはずっと大事な存在 「わんだふるぷりきゅあ!」で感じた“プリキュアらしさ”
プリキュアを演じる中で“プリキュアらしさ”を感じることもある。
「例えば、こむぎが犬の状態でグミを食べそうになった時、しっかり叱らないと、アニメを見ている子供たちがまねをしてしまうかもしれません。なのでそういうせりふに関しては、こむぎに言っているけど、どこかで子供たちに向けても言っているような気がします。なので普通より少し盛ってこむぎに注意をしているかもしれません。当たり前に、自然とそれを意識してやっているのはこれまでにないことだと思います。すごく意識しているわけではないのですが、ずっとどこかに子供たちへの意識があります。それもプリキュアという作品ならではなのかもしれません」
最後に今後の意気込みを聞いた。
「街中にプリキュアがあふれていて、スーパーでも家電量販店でも関連商品が並んでいます。それを見つけて、出演者同士で、あったよ!と報告し合う現場の空気がすごく温かくて、みんなが作品のことを大切にしているのが伝わってきて、大好きです。そんなみんなで長い時間をかけて、一緒に『わんだふるぷりきゅあ!』を作っていけることが本当にうれしいですし、楽しみです。小さい頃も、大人になった今も、自分の中にずっとセーラームーンがいるように、誰かの心の中にキュアワンダフルやキュアフレンディたちがいてくれる日がきたなら、そんな幸せなことはないです。そうなれるように、この先も大切に作っていきたいと思います」
真っすぐなキュアフレンディ、いろはは、きっと多くの人を魅了するはず。今後のさらなる活躍に注目したい。
※種崎敦美さんの「崎」は「たつさき」