中秋の名月 大阪新世界からビリケンさんごしにお月見!?
15日「中秋の名月」の近畿地方は、西日本に停滞する前線や暖かく湿った空気の影響で雲が広がったが、その雲のすき間から時折、まん丸い月を眺めることができた。 【拡大写真】通天閣ネオンとともに点灯する新世界の名物ビリケンネオン
大阪市浪速区の新世界周辺では、同日10時をすぎると、串カツ店なども閉店しているが、雲のすき間から現れる月を撮ろうと、多くの人がスマートフォンをかざしてカメラ撮影をしている。 現在、通天閣がネオンの工事のため来年2月ごろまで点灯しておらず、今年の新世界での月見は一味違ったものに。近くの道路沿いアーケードに設置されている「ビリケンネオン」ごしには、通天閣は映らないものの、輝く月はカメラに写り、一緒に写るビリケンさんも、きょうはもっと微笑んでいるように見える気もする。 大阪管区気象台によると、同日午後10時の大阪市内の気温は24.3度。同日の最高気温も28.3度にとどまっており、少しずつ秋らしさを感じられるようになってきた。