【写真：Getty Images】

　現地時間9日、米メディア『ESPN』がパリ・サンジェルマンに所属するキリアン・エムバペの去就について報じた。エムバペの関係者が同メディアに対し、「彼は今後数週間以内に去就を決め、パリを離れることを選択した場合の移籍先はレアル・マドリードとリバプールが最も有力」と発言した。 【動画】何度でも見たい！ 遠藤航のゴールが衝撃的！ 　この報道を受け、英紙『ミラー』が「リバプールが有利になる可能性がある」として2つの理由を挙げている。 　ひとつ目の理由は、モハメド・サラーが以前から伝えられている通り、サウジアラビアに移籍にした場合に生じる。それが実現した際にリバプールはオフェンスの要を失うことになり、同紙は「エムバペがチームに居場所を見つける可能性は十分にある」と指摘した。 　もうひとつの理由に、『ミラー』は現在マンチェスター・シティに所属するノルウェー代表FWアーリング・ハーランドの存在を挙げている。同紙は「今夏にハーランドは8600万ポンド（約156億円）で移籍可能となる契約条項がある。彼自身も『いつかレアル・マドリードでプレーしたい』と明言しており、マドリードはエムバペではなくハーランドを選ぶかもしれない」と説明した。 　なお、パリ・サンジェルマンの会長であるナセル・アル・ケライフィ氏は、火曜日にフランスメディア『RMC Sport』に対して「キリアンに残留してほしい。私にとって彼は世界最高の選手だ」とコメントを残している。