新幹線火災で足止め 名古屋駅構内も利用客戸惑いの表情
30日午前11時半ごろ、神奈川県内を走行中の東海道新幹線車内で火災が発生。そのため同幹線が上下線とも運行を見合わせ、この影響で愛知県名古屋市の名古屋駅でも、新幹線利用者らが困惑の表情を浮かべ、駅員に問い合わせる姿が多く見られた。
名古屋駅構内は行列 不安そうな表情浮かべる人も
同新幹線の名古屋駅では、自動券売機が取り扱い中止となり、利用客の対応は「みどりの窓口」で行われているが、どの窓口も数十メートルもの行列ができている状況となっている。 また、駅構内では大きな荷物を抱えた人らが不安そうにその列を見つめたり、携帯電話で新幹線が止まっている状況を説明する人の姿が多かった。改札の近くでは、パソコンを開いて仕事をするサラリーマンの姿も何人か見られる。 駅にはテレビ局や新聞社など、多くのマスコミも駆けつけるなど、夕方になっても混乱している状況となっている。
名古屋出張中の男性「これから近くのホテル探す」
関西から出張で名古屋に来ていたというサラリーマンの男性(43)は「この後、東京へ行く予定だったけど、今日中の移動はあきらめて、これから名古屋市内でホテルを探します」などと、疲れた表情で話していた。