ラグビー【関東大学リーグ戦】法大が日大との乱打戦制す。19点差からのサヨナラ逆転勝利。
■関東大学リーグ戦A・9月9日@日大稲城グラウンド(東京)【法大 50-48 日大】 9月9日に日大稲城グラウンドで関東大学リーグ戦がおこなわれ、法大が日大を50-48で破った。 一時は19点差までリードを広げられてからの逆転劇だった。 両者7トライずつ奪った乱打戦。先行したのは法大だった。 先制トライは前半6分。この日優位に立ったスクラムで最初のペナルティを奪い、敵陣22㍍ライン内でのアタックからWTB小林雅治が左コーナーに入った(5-0)。 その3分後にもスクラムで押し込んだ空いたスペースをSH小山田裕悟が突く。チップキックを自ら捕球し、追加点を挙げた。 14分にはラインアウトモールを起点に12ー7と追い上げられたが、24分にはラインアウトでのキャッチが乱れた際の一瞬の隙を突き、再びリードを広げた(19-7)。
しかし、前半の終盤はスクラムを修正した日大が猛追。31分にFB半田翔彰の好ラン、37分にはWTB石黒康生のトライで同点に追いつき、41分にSO徳永優太のPGで逆転。その2分後にもSO徳永の50:22キックを起点にトライを奪った。 29-19で後半を迎えた日大はなおも攻勢に出る。自陣で相手がラインアウトスローを後逸すると、すぐさまBKには展開。CTBジョアペ・ナコのラインブレイクからFB半田が2トライ目を挙げた(2分)。 7分にはPGで34-22と点差を詰められるも、直後のキックオフでの相手の落球を見逃さなかった。CTBナコのトライで41-22。この日最大の19点差をつけた。 しかし、ここから法大も「走り勝とう」と声をかけ合い、反撃を開始する。SH小山田のキックチャージですぐさま点差を縮めると、17分には粘り強くアタックして途中出場で光ったLO上杉太樹がトライ。36-41と迫った。 その2分後には日大がカウンターアタックからFB半田とCTBナコで崩し、WTB筒井晴太郎がスコアラーとなるも、30分にCTB炭竈柚斗が押し込む。再び5点差に(43-48)。 34分には日大が22㍍ライン付近中央のPGを得るもこれが外れ、緊迫の時間帯が最後まで続いた。 法大のサヨナラトライは44分だ。相手のパスミスでこぼれたボールをキックで敵陣深くへ。22㍍内でのラインアウトのチャンスを掴み、最後はモールを押し切った。 SO金侑悟のコンバージョンゴールも決まり逆転、そのままノーサイドとなった。 <次戦日程> ・9月15日(日)日大 vs 大東大@熊谷ラグビー場 ・9月15日(日)法大 vs 東洋大@熊谷ラグビー場