16事業所から90人参加 三重・松阪市と商議所 新しい仲間を励ますつどい
三重県松阪市と松阪商工会議所主催の2024(令和6)年度新しい仲間を励ますつどいが14日午後2時から、同市大黒田町のボウリング場「サンパークレーン」で開かれ、市内の16事業所から4月入社の新入社員計90人が参加した。 このイベントは1969(昭和44)年に始まり、新型コロナウイルス感染症が流行しだした2020(令和2)年と21年の2回を除いて毎年行われており、今回で54回目となった。 ゲーム開始に先立って開会式があり、同会議所労務対策委員会の磯田雅伸委員長(62)=㈱ホンダカーズ三重代表取締役社長=が司会進行。主催者を代表して竹上真人市長と田中善彦・同商工会議所会頭(77)=松阪木材㈱代表取締役=があいさつした。 竹上市長は「こうしてこの地域で働いていただく新しい皆さん方を励ますいい会になれば本当にうれしいなと思いますので、どうか楽しいひとときをお過ごしください」と声掛け。田中会頭は「この国の人口が2008年度より減少局面に入っている。将来にわたって地域の活力を維持していくためには若者の定着が非常に重要なテーマになる」と地域で働きだした若者に期待した。 来賓として松阪労働基準監督署の小西勲署長と松阪公共職業安定所(ハローワーク松阪)の石橋利宣所長も臨席。小西署長は「お名前だけ(の紹介)と言われましたが、くれぐれもけが(労働災害)をしないように」と笑わせ、場を和ませていた。 参加者は3、4人ずつ24グループに分かれ、まずは一人ずつ立って自己紹介。午後2時半にゲーム開始となり、2ゲームずつ投げた後、2グループが一組となってアベレージ(平均スコア)を競った。 ゲーム後の表彰式では、個人とチームそれぞれの上位入賞者や「飛び賞」「ブービー賞」などに、ゲーミングチェアや自転車といった賞品が贈られた。 今春高校を卒業してホンダカーズ三重に入社した三橋姫南さん(18)は「ハッピーです」とゲームを満喫し「みんな車買いに来てくださ~い」と宣伝していた。