札幌の冬を彩る巨大クリスマスツリー 乃木坂46・橋本さんも参加して点灯式
【北海道・札幌】札幌市の中心・大通公園から少し東へ行くと、北海道におけるビール製造の元祖・サッポロビールの昔の工場の名残が残るショッピングモールであるサッポロファクトリーが見えてきます。そのサッポロファクトリーの冬の風物詩といえば、札幌市内では最大規模のクリスマスツリー。この点灯式が1日夜、行なわれ、札幌のクリスマスムードを盛り上げています。
■樹齢40年、高さ15メートル
このクリスマスツリーは、高さ約15メートル、重さ約3トン、樹齢40年というトドマツで、アトリウム内部(地下1階から地上3階まで4階分の吹き抜けの構造になっている)に飾られます。サンタクロースの聖地・ノルウェーが日本で唯一認めたサンタランドである「広尾サンタランド」(北海道広尾町=ノルウェー・フログン市と友好交流提携を締結)から毎年寄贈されているもので、今年で23回目。今年のツリーは枝ぶりもよく、オーナメント数は約1000個、イルミネーション数は約3万5000個という豪華な飾り付けが施されました。 ツリーの設置は12月25日(金)まで。イルミネーションは毎日午後4時から午後10時まで点灯します。1時間ごとに5分ほどの音楽と光のショーも開催され、期間中、サッポロファクトリーは全体がクリスマスムード一色となります。
■乃木坂・橋本奈々未さんも登場
この日は、午後5時からオープニングセレモニーが開かれました。4000人が集まった同セレモニーでは、村瀬優・広尾町長が「こんなに立派なクリスマスツリーはここにしかありません」とあいさつ。ライトアップ点灯式には、一般公募で選ばれた10名のライトアップキッズ、2名の広尾サンタキッズに加え、旭川市出身の橋本奈々未さん(乃木坂46)も登場しセレモニーに華を添えました。 また、アトリウム横の煙突広場にはサンタクロースも登場。札幌開拓使麦酒醸造所(後のサッポロビールの工場)の煙突(高さ40メートル)を登っていく姿はユーモアたっぷり。実はこの煙突、1915年(大正4年)に建築されたものなので、今年で100周年を迎えた歴史的建造物でもあります。 館内はすっかりクリスマスムードのサッポロファクトリーのジャンボクリスマスツリーのイルミネーションは、12月25日(金)まで開催中です。 (ライター・橋場了吾)