韓国製ペットフード、台湾で不適合判定…「サルモネラ菌」検出、「重金属」基準値超過
【12月18日 KOREA WAVE】台湾農業部が11日に発表した今年第3四半期のペットフード検査結果で不適合判定を受けた製品のうち、韓国企業が輸出したペット用おやつが含まれ、韓国産製品の信頼性に赤信号が点灯した。 台湾農業部は今回、定期検査に加え、ペット用機能性食品の特別検査を強化し、144件のサンプリング検査を実施した。そのうち6件が不適合と判定された。 不適合製品のうち、台湾の製造会社が販売する「Oki生鮮食肉骨餅」製品群や「カーニ生食」からサルモネラ菌が検出された。また、韓国の製造会社が製造した「ミョチャプ・マグロフリーズドライおやつ」では、重金属の水銀が3.38ppm検出され、台湾の基準値0.4ppmを約8倍も超過していた。 この製品は、京畿道南楊州市所在の企業で製造され、パッケージには韓国語で「チャムチ(まぐろ)」「動物病院用」と記載されている。 台湾のペット飼育者らは「信頼して購入していた韓国産製品が不適合判定を受けたことは衝撃だ」とコメントした。また、製品の基準値超過は今回だけでなく、8月にも同様の問題がSNSで話題になっていた。 韓国では京畿道が中心となり、該当製品が国内流通しているかの調査を進める。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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