大谷翔平 左肩手術後の経過「かなりよくなっている」開幕へ「投手も打者もできれば最高」…米メディアに語る
ドジャース・大谷翔平投手(30)が23日、米AP通信が選出する「今年の男性アスリート」に選出され、24年のスポーツ界の顔となった。21、23年に続いて2年連続3度目の受賞となった。 1931年から始まった歴史のある同賞は、自転車のL・アームストロング、ゴルフのT・ウッズ、バスケットボール(NBA)のL・ジェームズが最多の4度受賞しているが、3度はバスケの神様とも言われたM・ジョーダンと並ぶ4位タイとなった。野球界ではドジャースの伝説的左腕S・コーファックスの2度を抜いて史上最多の受賞という偉業だ。 同賞を発表したAP通信は、大谷へのインタビューも公開。ワールドシリーズで負傷、シーズン終了後の11月には左肩手術を受けたが、術後の経過については「まだ完全な可動域にはなっていないが、かなりよくなっている。痛みはない。まだ少し違和感はあるが、少しずつ確実によくなっている」と説明した。 来季は3月に日本で開幕戦を迎え、2年ぶりに“二刀流”に復帰するシーズン。昨年9月に受けた右肘手術、今年11月の左肩手術の影響で開幕時に投手復帰できるかは微妙だが「個人的な目標は、開幕前にフルの状態になってスタートできればいい。投手も打者もできれば最高。でも状況に応じてやっていく」と見通しも語った。
報知新聞社