2018年1300人→5年後830人に…暴力団の構成員等が愛知でも減少の一途 警察が進める受刑者の社会復帰支援
暴力団の勢力が全国的に減少している。愛知県警では、刑務所に入った受刑者の社会復帰を支援する取り組みを進めている。 【動画で見る】2018年1300人→5年後830人に…暴力団の構成員等が愛知でも減少の一途 警察が進める受刑者の社会復帰支援
■減少続く暴力団組員
全国で2018年には3万人いた構成員や準構成員の数は、2023年には2万2400人となった。 愛知県でも減少の一途をたどっていて、2018年は1300人だったが、2023年は830人までに減った。 愛知県警によると要因としては「取り締まりの強化」「資金の遮断」「排除活動の推進」などが挙げられるという。
愛知県では暴力団排除条例が一部改正され、2024年6月1日から施行されていて、暴力団関係者で刑務所に入った人の「社会復帰支援」が進められている。
■支援受け暴力団から離脱した人は300人以上に
再犯を防ぐべく、愛知県警は名古屋刑務所が行う暴力団離脱指導プログラムに参加したり、離脱者の就労先となる受け入れ企業の獲得に関する情報交換を行うなどしている。
全国では2023年、警察などの支援により暴力団から離脱した人はおよそ310人いて、支援により就労できた人が26人、離脱者を支援して預貯金口座の開設に至った件数は8件となっています。 2024年6月28日放送