【今日の注目ポイント】少頭数の2歳戦・野路菊Sで素質馬が激突
9月21日(土)は中山・中京の2場開催。20日正午の馬場状態は両場とも芝・ダート良。21日の天気は中山が晴のち曇、中京が曇り時々晴れの予報となっている。 【写真】チェイスザドリームのこれまでの軌跡 ■ながつきSはダートに戻すチェイスザドリームに注目 中山11Rはダート1200mのながつきS。チェイスザドリームは2走前から芝に使われ、韋駄天Sで結果を出していたが、今回はダートに舞台を戻してきた。中山ダート1200mはGIIIカペラSで2着があるように適性の高い条件。スピードで押し切るか。対するは前走の栗東Sを勝ったサンライズアムール、条件適性が高いパウオレなど。 ■伊賀Sでテイエムリステットがオープン入りを狙う 中京11Rはダート1400mの伊賀S(3勝)。前走昇級初戦で休み明けと条件が厳しかったのにもかかわらず勝ち馬からクビ差2着と好走したテイエムリステット。ここはあっさり通過なるか。対するは1勝クラス、2勝クラスと連勝のカズゴルティス、休み明けも立て直されているペプチドタイガーなど。 ■カンナSでレイピアとエコロジークのスピード比べ 中山9Rは芝1200mのカンナS。レイピアは小倉2歳Sで4着。スピードにパワーも兼備しているので、中山の坂もこなせそうだ。エコロジークは新潟の新馬戦を圧勝。初戦の内容ならレイピア相手でも好勝負に持ち込めて良い。あとは使われながら上昇しているモズナナスターなど。 ■野路菊Sにエリキングなど少頭数も素質馬揃う 中京8Rは芝2000mの野路菊S。エリキングは京都芝1800mの新馬戦を快勝。負かしたサラコスティは次戦の未勝利で2着に1.5秒差をつける圧勝。素質は間違いなく高く、ここを勝って無傷の連勝なるか。ジョバンニは小倉芝1800mの新馬戦を勝った。こちらも素質が高く、エリキング相手にどんな競馬ができるか楽しみだ。 ■中山5Rの新馬戦でファインルージュの全妹ハーバードスクエアなどがデビュー 中山5Rは芝1600mの新馬戦。全姉に21年紫苑Sなど重賞2勝挙げたファインルージュ(父キズナ)がいる、ハーバードスクエアがC.ルメール騎手でデビューする。また、半兄に23年七夕賞を勝ったセイウンハーデス(父シルバーステート)がいるドレフォン産駒のヤマメキングも戸崎圭太騎手でデビューする。 ■中京5Rの新馬戦でセレクトセール1億2000万円のストンプなどがデビュー 中京5Rは芝1600mの新馬戦。半兄に21年サウジアラビアRCを勝ったコマンドライン(父ディープインパクト)がいて、セレクトセール1歳で1億2000万円(税抜き)の値が付いた、ドゥラメンテ産駒のストンプが武豊騎手でデビューする。 ■中山3Rの新馬戦に母が交流重賞2勝を挙げたフジレイメイなどがデビュー 中山3Rはダート1800mの新馬戦。交流重賞2勝を挙げたリアライズノユメの仔でサンダースノー産駒のフジレイメイが長浜鴻緒騎手でデビューする。 ■節目の勝利までわずか ・M.デムーロ騎手JRA通算1300勝まであと1勝、中京で4鞍 ・横山和生騎手JRA通算400勝まであと1勝、中山で2鞍 ・黛弘人騎手JRA通算200勝まであと1勝、中山で3鞍 ・嶋田純次騎手JRA通算100勝まであと1勝中山で1鞍