真田広之さんとアンナ・サワイさん

第76回エミー賞の授賞式が、日本時間16日にロサンゼルスで開催されました。18冠に輝いたドラマ『SHOGUN 将軍』に、海外ファンから祝福の声が寄せられています。 【動画】真田広之さん、エミー像を手にして「重いね」。レッドカーペットの様子

俳優の真田広之さんがプロデュース・主演を務めたドラマ『SHOGUN 将軍』が、作品賞や監督賞など、エミー賞史上最多の18冠に輝きました。 同作品は、17世紀の日本を舞台にした戦国スペクタクル・ドラマシリーズ。辛口で知られる批評サイト「Rotten Tomatoes」では、批評家によるレビューで99%の高い評価を得ています。 真田さんは、日本人初となる主演男優賞を受賞。受賞スピーチでは、英語でキャストや制作スタッフに感謝の言葉を述べたあと、本作への思いを語りました。 「本作は東と西が壁を越えて、お互いを尊敬し実現した、夢のようなプロジェクトです」 「みんなが一致団結し力を合わせれば、 私たちは奇跡を起こすことができる。一緒により良い未来を作ることができると、この作品が教えてくれたのです。本当にありがとうございます」

同作で戸田鞠子役を演じたアンナ・サワイさんも、主演女優賞に輝きました。受賞後のスピーチで、涙をみせたサワイさん。真田さんをはじめとする制作スタッフや共演者、家族への感謝の気持ちを述べました。 「（前略）真田さん、ありがとうございます。彼は私のような俳優のために道をひらいて、チャンスを与えてくれました」 「家族にも感謝を伝えたいです。そしてお母さん、愛している。お母さんのおかげで今、私はここにいます」 「この賞は、何の見返りも求めず、社会のお手本になるためただ努力し続ける、すべての女性のためのものです。ありがとう！」

快挙を成し遂げたドラマ『SHOGUN 将軍』に、海外ファンからも多くの祝福の声が寄せられています。

ユーザー①「『SHOGUN 将軍』は、ドラマ業界にさらなる新しい基準を打ち立てたと思います。細部にいたるまで完璧にこだわった作品は、新たな歴史を作る。今回の受賞は、これまでになかった画期的なストーリーテリングと類なき芸術の賜物です」 ユーザー②「もっと日本のドラマが観たい！！」 ユーザー③「『SHOGUN 将軍』の予告編を観たとき、すごく興奮しました。 真田さんとサワイさんは、それぞれの役柄に驚くほどの深みと真実味を与えていると思います。撮影技法と複雑なストーリーテリングは、私たちを当時の日本に連れて行ってくれる。そんな気持ちにさせてくれる作品です」 ユーザー④「歴史的な日本を（ほとんど）正しく描いているという点で、もうひとつ賞をもらうべきだと思います！！ 欧米のドラマでは、日本が正しく描かれることがありません。 製作総指揮を務めた真田広之さんの功績は大きい」 ユーザー⑤「同作品は、最近のドラマのなかでも最高傑作。脚本、世界観、演技なにをとってもうつくしい。日本の文化や歴史を称える作品…すべての賞を受賞してほしい！！！」