80種150株のバラ見ごろ 広場の鈴木さん宅 無料で開放 鴨川(千葉県)
鴨川市広場の鈴木進さん(73)が丹精した「小松原バラ園」が見ごろを迎え、甘い香りが漂う中、ピンクや紫、黄、白といった色とりどりのバラ80種150株が、訪れた人を楽しませている。 10年ほど前にバラの栽培を始めた鈴木さんが、年々栽培数を増やし、自宅の敷地内に約60坪のバラ園を整備。「多くの人に見てもらいたい」と、2年前から無料開放している。 今年は4月下旬から花が咲き始め、鈴木さんお気に入りの、鮮やかな朱色が特徴のオリンピックファイヤーをはじめ、アンジェラ、ローズうららなどが園内を華やかに彩っている。 8日は訪れた人たちが、バラのアーチをくぐり、ベンチからの眺めを堪能。同市内から訪れた70代の女性は「種類が多くてきれい。香りも良く、癒やされます」と話していた。 見ごろは20日ごろまで。鈴木さんは「花を見て喜んでくれることが励みになる。ゆっくり楽しんでほしい」と話している。 場所は、鏡忍寺の山門から西へ約200メートル。