台湾の１－３月ＧＤＰ、21年以来の高成長－ＡＩ需要で輸出に拍車
（ブルームバーグ）： 台湾経済の１－３月（第１四半期）は約３年ぶりの高成長となった。人工知能（ＡＩ）関連テクノロジーへの世界的な需要が輸出ブームに拍車をかけた。
行政院主計総処（統計局などに相当）が30日発表した１－３月の域内総生産（ＧＤＰ）は前年同期比6.51％増の５兆4600億台湾ドル（約26兆3000億円）。
ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想（６％増）を上回り、2021年４－６月（第２四半期）以来の大きな成長率となった。
３月の台湾輸出は前年同月比18.9％増と、２年ぶりの大きな伸びを記録していた。ＡＩに必要なコンピューターや関連ハードウエアの出荷が400％余り増えた。
原題：Taiwan Economy Grows at Fastest Pace Since 2021 on Chip Boom （抜粋）
(c)2024 Bloomberg L.P.
Betty Hou
