2025年6月で「引退」を決断…ウルフ・アロンが引退後の展望を語る「戦いながらトークする可能性もあります(笑)」
住吉美紀がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生放送ラジオ番組「Blue Ocean」(毎週月曜~金曜9:00~11:00)。“プロフェッショナルの素顔に迫る”をテーマに、各界で活躍されている素敵な方々をゲストに迎えて話を伺うコーナー「Blue Ocean Professional」。8月26日(月)のゲストは柔道家のウルフ・アロン選手。ここでは、2025年6月の試合を最後に引退することを決意した経緯や今後の活動について語りました。
◆引退後は「人の前に立ちたい」
住吉:パリオリンピック(以下:パリ五輪)の個人戦で敗れた直後に「柔道人生の集大成にしたい大会だったので、心残りはあります」とおっしゃっていた姿がとても印象に残っています。 ウルフ:もちろん優勝を目指していたので“悔しい”という気持ちがありますが、パリ五輪に向けた準備を振り返ったときに、やり残したことも心残りもないなと僕は思ったので、オリンピックを目指す柔道は“これがラストなのかな”と思いました。 住吉:ウルフ・アロンさんは、2025年6月に引退を発表されています。決めたのはいつ頃でしょうか? ウルフ:もともと、パリ五輪の前から“次のオリンピックは目指すつもりはない”と思っていました。パリ五輪が終わったときに心境の変化があるのかなと思ってはいたんですけどなかったので、そこはもう自分自身でしっかり(引退を)決めて“次のステージに行きたい”と思うようになりました。 住吉:これからの期間は、残りの試合に向けて練習を続けながら、引退に向けた準備も進める感じでしょうか? ウルフ:そうですね。自分自身が今やらなければならないこと、柔道の練習もそうですし、(現役生活が)終わった後のことも考えながら日々を過ごしていきたいと思います。 住吉:ちなみにですが、引退後の活動について今の段階でどんなイメージを持たれていますか? ウルフ:やっぱり僕は、人の前に立つこと、(自分自身を)見せることが好きだなって思っているので、どういった形でも(そういう仕事が)できたらいいなと思っています。 住吉:例えば、何かしらで戦う形かもしれないし、トークをなさるかもしれないと? ウルフ:戦いながらトークする可能性もあります(笑)。 住吉:面白い(笑)! 話を伺ってみて、ウルフ・アロンさんはいろんな方に勇気を与え続けてくれる存在なんだろうなと感じました。 (TOKYO FM「Blue Ocean」2024年8月26日(月)放送より)