パンク&ブルースの新星“崎原ショータ”、デビュー・アルバムに吾妻光良、Finkらよりコメント到着
元パンク・バンドのドラマーであり、ギター暦わずか3年足らずながら破竹の勢いで快進撃を続けるブルース界の新星ロッキンスライドブギーマン、崎原ショータのデビュー・アルバム『PUNK & BLUES』が9月4日(水)にリリース。これに際し、吾妻光良(吾妻光良 & The Swinging Boppers)、Fink(Angel Face / Firestarter)らパンク&ブルース両陣営からの推薦コメントが到着しています。 赤縁メガネをトレードマークに数々のパンクバンドを渡り歩いた崎原ショータは、第一子の誕生とときを同じくしてブルースの十字路に行き当たり突如開眼。2021年からモアリズムのナカムラ♠にギターを師事し歌い始めました。二児の父でもある彼の生活に根差した歌詞がリアルに響く「寝かせてベイビー」「ダラダラ」といったオリジナル曲に加え、パンクの原体験でもあるザ・ブルーハーツ「リンダ・リンダ」では前代未聞のスライドギター・カヴァ―を披露。また、敬愛するUKニューウェーヴ・バンド、ザ・レヴィロスの「Yeah Yeah」では熱いストンプとともに縦横無尽に吠えまくっています。 パンクロックの先祖とも言えるブルースの精神性にしっかりと共鳴しながらも、それぞれのエッセンスを自分なりのフィルターで昇華させた崎原ショータのスタイルはまさに“パンク&ブルース”。本アルバムをプロデュースしたナカムラ♠(モアリズム)は、「これまでW.C.カラス、ズクナシ、保利太一、マラキン★ポン等リリースのお手伝いさせて頂きましたが、今回は台東区生まれでギター歴2年の崎原ショータに胸熱になったりドキドキしたり、久々に震えました!」と推薦文を寄せ、吾妻光良は「昭和の後半から“ブルースはパンクだ”とも言われ続けてきて令和も6年。新人の崎原ショータ氏がパンクでブルースだという。エルモア直系というかそれしか弾けない様な歪んだギターに歪んだ声。針が振り切れんばかりの大音量の渦に呑まれて、つい“うるせーっ!野中の一軒家じゃねぇんだ!”と叫びそうになった」とコメント。 きづく(すてばち)は「直向きに下品なスライドギターが高鳴った。“崎原ショータは未だにパンクスだ”と私は思った」、KOTEZ(blues.the-butcher-590213)は「ブルースに足を踏み入れたときに夢中になったブギーはこんな感じだったな」とそれぞれ語り、二階堂尚(文筆家 / 『欲望という名の音楽』著者)は「エルモア・ジェイムズ meets ラモーンズ!」、Finkは「ギターウルフー ジョーン・ジェット+ エルモー大さじ2杯=崎原ショータ」、安田謙一(ロック漫筆)は「ボブ・ログ三世を滑らせる令和のスライド鉄砲玉」と個性豊かに形容。MANAMI(THE LET’S GO’s)は「まっすぐに好きなものが詰め込まれたルーツを感じるアルバム!ライブで聴けるのが楽しみ!!」と期待を寄せています。 また、8月に発売されたブルース&ソウル・レコーズ第179号には妹尾みえによるディスクレビューが、そしてWEB版には妹尾によるインタビュー記事が掲載されています。 なお、崎原ショータは9月13日(金)に東京・高円寺JIROKICHIにてレコ発ライヴを開催。共演は、モアリズム、W.C.カラス、スクナシです。そのほかライヴ情報は崎原ショータのXおよびP-VINEのサイトをご確認ください。 [コメント] 昭和の後半から「ブルースはパンクだ」とも言われ続けてきて令和も6年。新人の崎原ショータ氏がパンクでブルースだという。エルモア直系というかそれしか弾けない様な歪んだギターに歪んだ声。針が振り切れんばかりの大音量の渦に呑まれて、つい「うるせーっ!野中の一軒家じゃねぇんだ!」と叫びそうになった。「好きものの皆さん」には良いのかも知れないが、この夏の猛暑の中では・・・。いや、真冬に聞いたらどうなのか。 ――吾妻光良(吾妻光良 & The Swinging Boppers) 終電の過ぎ去った国立駅前のベンチで、崎原ショータと缶ビールを飲んだ。ブルースやロックの話をした。大学通りの横断歩道がちらついた。“Punk&Blues”を少しだけ聴かせてくれた。直向きに下品なスライドギターが高鳴った。「崎原ショータは未だにパンクスだ」と私は思った。 ――きづく(すてばち) そうそう、ブルースに足を踏み入れたときに夢中になったブギーはこんな感じだったな ――KOTEZ (blues.the-butcher-590213) エルモア・ジェイムズ meets ラモーンズ! エレキ・スライド・ギター弾き語りというスタイルでライブ・ハウス・シーンに颯爽と登場した崎原ショータ。「3コード」と「衝動」という2つのマジックを共有している点で、実はブルースとパンク・ロックは近縁種であることが彼のデビュー作を聴くとよくわかる。タイトルの『Punk & Blues』は「パンクンブルース」と読みたい。P&B。まるで新しい音楽ジャンルのようではないか。 ――二階堂尚(文筆家/『欲望という名の音楽』著者) かっこいいす。かなり中毒性がありますね。ギターウルフー ジョーン・ジェット+ エルモー大さじ2杯=崎原ショータ ――Fink (Angel Face/Firestarter) パンクバンドのドラマーだったショウタくんがギターでブルースを! まっすぐに好きなものが詰め込まれたルーツを感じるアルバム!ライブで聴けるのが楽しみ!! ――MANAMI(THE LET’S GO’s) はじめて試したブギーはエルモア・ジェイムス! ボブ・ログ三世を滑らせる令和のスライド鉄砲玉、崎原ショータには未来しかない!! ――安田謙一(ロック漫筆) [ナカムラ♠(モアリズム)推薦文] これまでW.C.カラス、ズクナシ、保利太一、マラキン★ポン等リリースのお手伝いさせて頂きましたが、今回は台東区生まれでギター歴2年の崎原ショータに胸熱になったりドキドキしたり、久々に震えました!どこにも無い、紛れもない崎原ショータが録れました。 それでは、好きものの皆さん、どうぞ聴いてみて下さいな!