日本では珍しい「夏デザインのお菓子缶」が昨年から急増中!涼しげでギフトにもおすすめ【お菓子缶の世界#20】
5月5日に二十四節気の立夏を迎え、暦の上ではすでに夏が始まりました! しかし4月から夏日かと思うような日が出てきましたよね……。お菓子缶のメインシーズンは春と秋冬ですが、もはや1年の半分以上を占めるようになったのではないかと思うような日本の夏日。そのせいか去年あたりから“夏っぽいデザインの缶”がジワジワと登場してきています。 【写真5枚】雑貨店「ブルーブルーエ」で見つけた夏缶4点を写真で見る!買いやすい価格でギフト使いにもぴったり!
海外にはあった“夏デザイン”の缶
10月のハロウィンに始まり、クリスマス、そしてお歳暮、年末年始のギフトシーズン。年が明ければバレンタイン商戦がスタート。3月にはホワイトデーや卒業、入学、イースターが控えているため、お菓子缶のメインシーズンは春・秋・冬と言われていました。それに春、秋、冬は焼き菓子やチョコレートがおいしく食べられる季節ですよね。 しかし夏……。いえ、夏じゃなくてもすでに4月には夏日が出てくる今、夏本番じゃなくてもチョコレートや焼き菓子を食べる元気がなくなりますよね……。そのため長きに渡って、お菓子缶業界では“夏はオフシーズン”と言われてきました。お中元缶などには夏をモチーフにしたものが見られますが、総じて日本は“夏っぽいデザインの缶”は少なかったのです。 ただ海外ではときに、バケーションや海をモチーフにした“夏らしいデザインの缶”を見つけることができます。写真はフランスの老舗菓子メーカー『バルニエ』の塩バターキャラメルが入っていた缶。ふたの部分には夏の情景が、側面にも貝殻やヒトデが描かれた素敵な缶だと思いませんか。
去年からジワジワ増え始めてきた、夏を感じさせる缶
しかし去年あたりから夏を感じさせる缶が、日本でも身近なお店で見かけるようになってきたのです! 今回、ご紹介する缶は全国にある日用雑貨のお店『ブルーブルーエ』で見つけたものですが、まさかこんな身近なお店で“夏缶”を見つけることができるとは思いませんでした。イルカにペンギンだなんて涼し気ですよね! 中にはチョコレート菓子が入っているのですが、これからの季節でも溶けにくいよう、ちゃんとコーティングしてあるボールチョコになっています。こうやって暑い季節向きに中も外もいろいろな工夫が施されているんですね。