アンジュルム、秋のコンサート・ツアー開幕 日本武道館にて川村文乃の卒業コンサート開催の発表も
ハロー!プロジェクトのアイドル・グループ、アンジュルムが、9月21日に茨城・結城市民文化センターアクロス・大ホールで秋のコンサート・ツアー〈ANGERME 10th ANNIVERSARY TOUR 2024 AUTUMN「ROOTS」〉の初日を迎えました。 サブリーダーの川村文乃はこのツアーをもって卒業することが発表されており、また今回はスマイレージからアンジュルムというグループ名に改名し10周年を記念したツアー。いよいよ幕を開けるステージに向けて開演前は期待感に包まれ、メンバーが現れると大歓声が上がり、楽曲が披露されるたびにファンのテンションも高まっていきます。 ライヴの盛り上がりのままリーダー・上國料萌衣が「始まりました!初日!」とMCをスタートすると、ライヴについて「期待してもらっていい内容になっています」とさらにファンの期待を煽る。川村は初日を迎えたことに「いよいよこの日が来たか」と話しつつ、「一瞬一瞬を大切に、来てくださったみなさんと一緒に最高の時間を過ごしたい」とラストツアーへの意気込みを語りました。 後半には、川村の曲振りから11月13日(水)にリリースされるニュー・シングルから「悠々閑々 gonna be alright!!」を初披露。グループの新たな一面を見せるダンサブルな曲調と、アンジュルムらしいポジティブでハッピーな内容にファンはさらに盛り上がり、そのまま畳み掛けるようにキラー・チューンをパフォーマンスしました。 最後の挨拶ではそれぞれが公演やリハーサル期間を振り返り、ともに頑張る先輩・後輩から刺激を受けたという平山遊季は「偉大な先輩方、楽曲、スタッフさんに囲まれてここまでこられた」と感謝を語りました。為永幸音は「受け継いできたものの魅力を届けながら、今のアンジュルムを最強だなと思ってもらいたい」と力強く話し、伊勢鈴蘭は「新体制・新たな一歩ということで、今日はすべての考えを追い払ってステージに立ちました。さらに成長できるツアーにできたら」と決意を語りました。 川村は客席へ「楽しかったですか?」と語りかけながら、「初日が来るまでドキドキワクワクだったんですけど、アンジュルムの歴史を感じられるセットリストを今このメンバーで歌えることが嬉しいです。最後のツアーを一秒一秒、一公演一公演思い残すことなく過ごしたい」と改めて今回のツアーへの思いを語り、またファンに向けては、「アンジュルムへ熱いファン心を燃やしてくれたり、いろんな形で愛を伝えてくれて嬉しい」と笑顔。メンバーのコメントを聞きながら感極まった上國料は、「今このメンバーでやれていることがすごく嬉しいし、みなさんとここで過ごせていることがとても幸せ」とグループ、ファンへの深い愛を伝え、最後の楽曲まで会場が一体となった温かな雰囲気で初日公演を締めくくりました。 今回のツアーは、このあと川村の地元・高知を含めた全国7ヵ所14公演を開催しますが、この日の夜公演にて川村の卒業コンサートが11月28日(木)に東京・日本武道館で行われることが発表されました。11月13日には川村がラスト参加となるニュー・シングル「初恋、花冷え / 悠々閑々 gonna be alright!!」のリリースが決定しており、アンジュルムはさらなる進化を遂げながらパワフルにツアーラストまで走り抜けていきます。