【武蔵野S】重賞3勝のペイシャエス 久々のマイル戦も57キロは魅力
<美浦トレセン> ペイシャエスはエルムSで重賞3勝目。ひと息入ったが、「ここを目標にしっかり仕上げてきた。先週ビシッとやったので、今週はサラッとで十分」と小西調教師。「重い斤量を背負ってきただけに、57キロの斤量で出られるのは本当にいい。マイルは久々だが、本来スピード競馬は良く、戸惑うことはない」とムードは上々だ。 タマモロックは府中マイルで5戦連続の連対中。「前走(グリーンチャンネルC2着)は惜しい内容だった。状態は維持しており、使われての上がり目も見込める。東京はとにかく得意で、走れる条件はそろっている」と伊藤圭調教師は力を込める。 キタノヴィジョンは前走・南部杯で3着に健闘し、7歳秋でも健在を示した。「馬体に張りが出たし、ひと叩きされて状態は良くなっている。しまいがしっかりしていて、府中とも相性いい」と萱野調教師。戸崎騎手との初コンビも魅力だ。 <栗東トレセン> JpnⅢ3勝のサンライズホークは、昨年5月の越後S(6着)以来の中央戦となる。牧浦調教師は「最近は流れに乗れていないが、状態自体は上がっている。自分のリズムで運べれば、舞台も難なく対応してくれる」と自信をのぞかせた。