プッシュ型支援の対象拡大 政府、石川の12市町
松村祥史防災担当相は4日の記者会見で、水や食料などの必要物資を地元の要望を待つことなく政府が送る「プッシュ型支援」の対象を、石川県の4市町から12市町に拡大したと明らかにした。 これまで被害が特に大きい輪島市、珠洲市、穴水町、能登町の4市町で実施されていた。内閣府によると毛布や簡易トイレ、発電機、生理用品、粉ミルクなどが届き始めているという。 現地の要望を受け、七尾市、羽咋市、かほく市、津幡町、内灘町、志賀町、宝達志水町、中能登町の8市町も加えた。 松村氏は「適時適切な支援を継続していきたい」と述べた。