「オールデンがあれば、ほぼ事がたります」大坪洋介──12人に訊きました! 手仕事を感じる愛用品は?
あまりにも物があふれた現代では、物選びの基準がとても難しい。そんな中、『GQ JAPAN』が注目したのは、手の温もりを感じる品々だ。12人の知見者たちが、それぞれの愛用品と共に、手仕事の魅力について語った。 【写真の記事を読む】あまりにも物があふれた現代では、物選びの基準がとても難しい。そんな中、『GQ JAPAN』が注目したのは、手の温もりを感じる品々だ。12人の知見者たちが、それぞれの愛用品と共に、手仕事の魅力について語った。
私のトレードマークにもなっているハットは、茅ヶ崎の帽子専門店「サシキ」でオーダー。自分でデニム生地を持ち込んで作ったものもあります。鯖江ブランドのメガネロックの眼鏡は、セルロイド製の手作りで、雨田大輔がデザインから製造までほぼ1人で手がけています。コアラというチャーミングなモデル名も気に入っていますね。チャッカブーツは、オールデンの5色を保持。これらがあれば、ほぼ事が足りるんです。ネイティブアメリカンから80年代に購入したエナメルウォッチとビーズのコインケースは作り手のこだわりを感じます。私は、昔から、捨てることになりそうなものは、買わないというマイルールを持っています。そういう意味では、作り手の顔が見えたり、または作り手と話ができたりするものは、私にとっていつまでも特別なのです。 YOSUKE OTSUBO ファッション・ライフスタイルコンサルタント。70年代のアメリカを現地で体感し熟知するファッション界のレジェンド。
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