しめ縄、新年へ準備万端 白山比咩神社、県内最大級300キロ
白山市の白山比咩神社で22日、外拝殿前の大しめ縄の掛け替えが行われ、氏子ら約30人が県内最大級となる長さ8メートル、胴回り最大約2メートル、重さ約300キロのしめ縄を取り付け、新年を迎える準備を整えた。 大しめ縄は氏子青年会と同会OBでつくる「あしめる会」が製作した。約40年にわたって作業に携わる高畠博信さん(77)が中心の位置やバランスなど細かく指示し、設置した。高畠さんは「今年は元日の地震で苦労した方も多い。来年は穏やかに過ごせるように願いを込めた」と語った。 大しめ縄の製作に参加した北陸学院大3年の奥村愛(ま)音(のん)さん(21)も作業に加わった。年末年始には巫女(みこ)を務める奥村さんは「みんなが心地よく年末年始を迎えられるように頑張る」と話した。