関越道もやっぱり大渋滞

　今年もやってきた大型連休「ゴールデンウイーク」。 　 　2024年のGWは「4月27日（土）から3連休、平日3日を挟んで、5月3日（金祝）から4連休」という形です。 　 　気になるのが高速道路の大渋滞です。その中でも、特にひどい渋滞が起きるのが、首都圏から新潟方面への唯一のルートとなる「関越道」です。 　 　NEXCO各社が渋滞予測を発表しています。関越道は、いつから渋滞が始まって、いつどこが渋滞がひどくなるのでしょうか。 【画像】えっ…!? これが「関越道」の全日程の「GW渋滞パターン」です（27枚）

渋滞する高速道路のイメージ

　首都圏の関越道といえば、連休を問わず常に混雑している区間があります。高坂SAなどです。特記が無い場合も、このあたりは朝夕ラッシュに何かしらの混雑が起きがちなので、常に注意しておきましょう。 【4月26日（金）】 　連休前の最後の平日。特段の渋滞は起きないと予測されています。 【4月27日（土）】 　連休1日目。下り（新潟方面）は、高坂SA付近で5時～16時に最大20km・40分の見込み。8～10時が特にひどくなりそうです。 【4月28日（日）】 　連休2日目。引き続き下りは、高坂SA付近で6時～13時に最大20km・40分の見込み。 　上り（東京方面）でも、高坂SA付近で18時台を中心に最大20kmの渋滞予測があります。 【4月29日（月祝）】 　連休3日目。「GW前半の3連休」の最終日で、Uターンラッシュが起きる見込みです。上り（東京方面）は高坂SA付近で、17時～20時を中心に最大20kmの渋滞予測があります。

「GW後半」はさらに地獄の大渋滞に!?

【4月30日（火）・5月1日（水）・5月2日（木）】 　3連休が開けて、平日が3日挟まります。特段激しい渋滞は起きない見込みです。 　2日の深夜帯だけ、GW後半4連休のはじまりなので、高坂SA付近での上下線で若干の混雑があるかもしれません。 【5月3日（金祝）】 　GW後半の4連休がはじまり、下りは高坂SA付近・藤岡JCT付近から渋滞がそれぞれ「最大30km・最大60分」となる見込み。5時～15時で混雑し、特に8時～11時ごろはほぼピクリとも動かない大渋滞となりそうです。4連休の初日とはいえど、さすがにこの時間帯は避けたほうがいいでしょう。夜は特段の渋滞は見られません。 【5月4日（土祝）】 　4連休は2日目。下りは高坂SA付近で最大20km・最大40分となる見込み。6時～13時で混雑し、ピークは8時～10時ごろの見込みです。 　上り（東京方面）も渋滞が激しくなりそうです。高坂SA付近で15時～23時で混雑し、特に18時周辺は「最大35km・70分」のピクリとも動かない大渋滞となりそうです。 【5月5日（日祝）】 　4連休は3日目。下りは高坂SA付近で9時～13時で渋滞見込み。いっぽう上りはUターンラッシュが本格化し、高坂SA付近で13時～25時で混雑し、特に16時～19時は「最大40km・80分」の大渋滞となりそうです。 【5月6日（月祝）】 　4連休の最終日は、GWの動きとして特筆すべき激しい渋滞は無さそうです。 ※　※　※ 　今年のGWは「前半3連休・後半4連休」と完全分断されるスケジュールで、予測では「後半4連休」に交通が集中すると見込まれています。 　高坂SA付近は避けようのない渋滞ポイントですが、それでも深夜帯や早朝など、「穴場時間帯」のように空いている場合があります。また、日をずらすことで渋滞を避けることもできます。やはり「分散」が重要で、「大多数の行動パターン」を外すことが、渋滞にはまらない賢い移動と言えるでしょう。