岩崎亜久竜、67で1差4位の好発進 アプローチとパターが好調「流れを切らさずプレーできて良かった」
◆男子プロゴルフツアー メジャー初戦 BMW日本ツアー選手権森ビル杯 第1日(6日、茨城・宍戸ヒルズCC西C=7430ヤード、パー71) ツアー1勝の岩崎亜久竜(あぐり、フリー)は5バーディー、1ボギーの67で回り、1打差4位でスタートした。この日はティーショットが左右に散らばり、フェアウェーキープ率は28・6%(4/14)にとどまった。パーオン率も55・6%(10/18)とピンチも多かったが、アプローチで寄せてパーを拾い続けた。「ティーショットが荒れていたが、グリーン周りに持っていって、アプローチとパターでしのいだ。流れを切らさずプレーできて良かった」と小技の光る一日だったと振り返った。 今週は普段、練習で使用しているL字パターを、試合でも投入した。「去年からピン型と交互に使っていた。ピン型がしっくりこなくて、L字の方がいいと思って」と感覚の違いからパターを変え、スコアメイクにつながった。長いパーパットが残ることも少なく、パット数は「23」。「明日はどうなるかわからない(笑い)」とやや不安気味だったが、昨年の日本オープンに続く2勝目へ好発進を切った。「練習して修正して、明日は楽にできるように」と練習場へ向かい、第2ラウンドへ備えた。
報知新聞社