巨人・田中千晴が2軍戦5回無失点で“今季初勝利”「1軍でもっといい投球ができるように」
◆イースタン・リーグ 巨人5―0DeNA(5日・ジャイアンツ球場) 巨人の田中千晴投手(23)が5日、“今季初勝利”を挙げた。イースタン・DeNA戦(G球場)に先発し、5回2安打無失点、4奪三振。前回登板、3月28日の同ヤクルト戦(戸田)は3回8安打5失点と乱調だったが、1週間で課題だった制球を修正して勝利投手となり、「めちゃくちゃよかったとは言えないけど、何とか前回よりはよくなってよかった」と振り返った。 【動画】直江大輔&田中千晴がブルペン投球 準備の大切さを身をもって知った。気温10度前後だった前回登板では、試合開始30分前からマウンドに上がる準備をしたが「体が動ききらず、初球から100%でいけなかった」。この日は似た条件の中で開始1時間前から入念に準備し、「初回から思い切り、自分がやりたい投球ができた」と2回まで無安打投球と反省を生かした。試合後のお立ち台では大きな歓声を浴び、「1軍でもっといい投球ができるように頑張ります」と約束した。(小島 和之)
報知新聞社