全国初「レベル4」自動運転の路線バス運行がスタート 高浜駅-松山観光港を毎日運行
全国初です。愛媛県で高浜駅と松山観光港を結ぶ自動運転の路線バスの運行がスタートしました。 清家記者: 「今まさに自動運行中ですが、運転席に座っている保安員はハンドルを握っていません」 今回、伊予鉄バスが高浜駅と松山観光港を結ぶ便で導入した自動運転バスは5段階のレベルのうちのレベル4で、場所や速度など特定の条件を満たし、完全な自動運転が可能です。 路線バスでのレベル4の運行は全国では初めてで、バスの車体には20か所以上のレーダーやカメラが取り付けられいて、万が一に備え、運転席には保安員が乗車するほか、市内営業所での遠隔監視も行うということです。 松山観光港で行われた出発式で、伊予鉄グループの清水一郎社長は「AIならではのスムーズな運行を全国の皆さんに体験してほしい」と挨拶しました。 この自動運転バスは、高浜駅と松山観光港の往復およそ1.6キロを毎日運行します。