【50歳からの新ＮISA】積立投資で15年間で「2000万円」が目標！毎月いくら投資する？利回り3～10％でシミュレーション
15年間で2000万円貯めるには毎月いくらの投資が必要か
それでは、50歳から新NISAでの積立投資を始めて65歳になるまでの15年間で2000万円を貯めるには、毎月いくらの積立が必要となるのかをシミュレーションしてみましょう。 運用利回りは、年率3～10％でシミュレーションします。シミュレーションの結果は以下のとおりです。 ●15年間で2000万円を用意するために必要な毎月の積立金額 運用利回り 毎月必要な積立金額 ・年率3％ 8万8117円 ・年率4％ 8万1271円 ・年率5％ 7万4826円 ・年率6％ 6万8772円 ・年率7％ 6万3099円 ・年率8％ 5万7798円 ・年率9％ 5万2854円 ・年率10％ 4万8255円 運用利回りが年率3％の場合、毎月8万8117円の積立が必要です。 一方で、運用利回りが年率10％の場合は月4万8255円の積立で、15年間で2000万円を築けます。 いかに運用利回りが資産運用に大きく影響しているかがわかるでしょう。 ただし、リスクとリターンは表裏一体です。大きなリターンを狙える商品は、その分リスクも大きくなります。 新NISAでの資産運用は元本保証ではなく、景気や経済などの動向に左右される可能性があります。 そのため、過去の値動きや投資する商品などを調べて、自分にあった運用商品を見つけてみてください。
50歳から新NISAを始めよう
本記事で紹介したとおり、50歳からでも新NISAで2000万円を用意できる可能性があります。 また、50歳代は一般的に年収が高くなる傾向にあり、子どもも独立するタイミングとなりやすいため、余裕資金が生まれたことをきっかけに資産運用に関心を寄せる方もいるでしょう。 ぜひ、余裕のあるお金で資産運用を始めることを検討してみてはいかがでしょうか。
参考資料
・金融庁「NISAを知る」 ・金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査]（令和5年）」 ・金融庁「つみたてシミュレーター」
苛原 寛
