韓国・新生児の増加傾向、3カ月で「ストップ」…婚姻増加率17%
【09月02日 KOREA WAVE】韓国の2024年6月の出生数は1万8242人と前年同月比で1.8%減少した。これにより4月と5月の2カ月連続で見られた出生数増加の流れは途切れた。一方、6月の婚姻件数は1万6948件で、前年同月比5.6%増加し、3カ月連続での増加傾向が続いている。また、第2四半期における婚姻増加率は17.1%に達した。 統計庁が発表した「2024年6月の人口動向」によると、6月の出生数は前年同月比343人減少した。実際、7月と8月の出生届数が増加しており、出産予定情報も前年を上回る見通しだ。 2024年上半期(1~6月)の出生数は11万7312人で、前年より3238人減少。しかし、第2四半期(4~6月)の出生数は前年同期比691人増加し、5万6838人に達した。合計特殊出生率は前年とほぼ同水準の0.71だった。 母親の年齢別では、25~29歳での出生率が減少したが、30~34歳では増加した。出生順位別では、第1子の割合が増加したが、第2子および第3子以降は減少した。 また、6月の死亡者数は2万6942人で、前年同月比0.5%増加した。第2四半期の死亡者数は8万4147人で、前年同期比1.1%増加し、自然減少は55カ月連続で続いている。 一方、6月の婚姻件数は前年同月比5.6%増加し、3カ月連続で増加傾向が続いている。30代前半の人口増加や婚姻支援金の影響が出生数増加が寄与している可能性があるという。 2024年上半期の婚姻件数は11万65件で前年より8370件増加。第2四半期の婚姻件数は前年同期比17.1%増加した。これは1981年の統計開始以来、第2四半期では最も高い増加率だ。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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